ブドウの選果 雪川醸造にて初ワインの仕込み!!【MARO Wines マロワインズ】

2022 MARO Wines
マロワインズ

2022年10月1日に 【MARO Wines マロワインズとして初の!仕込み作業を行いました。

雪川醸造
レンガ造りが素敵な雪川醸造近年移住者も多い東川町にあるワイナリーです。

今年度は北海道・東川町にある雪川醸造の施設をお借りし、ワインの醸造を行います。

ブドウの選果

今回はボランティアの方にもご協力いただきながら、スパークリングワインにするためのピノ・ノワール選果作業を主に行いました。選果とは、ワインの醸造に適切でない未熟の実カビが生えてしまったもの、葉っぱなどの要らないものを取り除く作業です。日本では人の手でブドウを収穫する手摘みが一般的なため、ある程度適切でないものは選別されているものの、最高のワインを造るためには完璧に選果されたブドウのみを醸造していく必要があります。房ごと選別するものもあれば、一部の実のみ取り除く場合もあります。

ブドウの選果
最初にブドウの選果の方法についてレクチャー
皆さん真剣に聞いてくださっています。
ブドウの選果台
選果台の両側に立ち、流れてくるブドウを選果していきます。

選果に難しいテクニックは必要ありません。判断に迷った時は「食べてみて」とお伝えしています。食べて美味しくないと感じるものはやはりワインには適さないということです。

最初は皆さん慣れない作業のため真剣な表情ですが、慣れてくると少しずつ話す余裕ができ笑顔に…。皆さん初めましての方がほとんどでしたが、チーム一丸となってやった後の達成感は素晴らしかったです!

ブドウの糖度と酸度が理想通り、かつ状態が非常に良かったです。

予想以上にピノ・ノワールが綺麗だったため選果が非常にスムーズでした。あまりに理想通りだったということで、当初予定していたスパークリングワインの製法を変えることに。その年のブドウのポテンシャルに合わせて醸造をしていきたいという思いからです。全ては美味しいワインのため。

お昼休憩を挟み、およそ2トンのブドウの選果を4時間程度で終えることができました。選果したブドウはその後プレスをし、ジュースに。皆様にも飲んでいただきました。

ワイナリーボランティアの皆様、ありがとうございました

MARO Winesとして初の仕込み作業は本当に「楽しい!」という気持ちでいっぱいでした。
今回仕込んだブドウでどんなワインを造ろう、どんな方に届けられるだろう…と考えると改めて醸造家として今やっていることに喜びを感じます。

そして今回ご協力いただいたボランティアの皆様、本当にありがとうございました!皆様に携わっていただいたワインは来年度以降、出来上がったタイミングでお届け致します。楽しみ…。

麿直之

WineGrower 麿直之(マロナオユキ)

2014年 外資系製薬会社のMRを辞めワイン醸造家としての道へ
北海道にあるワイナリーの立ち上げから携わり醸造責任者を務めながら冬の間は南半球で修行を積む。
世界最大のコンクール’DECANTER WORLD WINE AWARD2020’にて自身が醸造した赤ワインで金賞受賞。
2021年にはアメリカの権威あるプログラム’UC Davis Winemaking Certificate Program’を修了する。
2023年に醸造設備をシェアできるHokkaido SPACE Wineryを長沼町に立ち上げ、自身のブランド【MARO Wines】を手掛ける。

WineGrower 麿直之(マロナオユキ)

2014年 外資系製薬会社のMRを辞めワイン醸造家としての道へ
北海道にあるワイナリーの立ち上げから携わり醸造責任者を務めながら冬の間は南半球で修行を積む。
世界最大のコンクール’DECANTER WORLD WINE AWARD2020’にて自身が醸造した赤ワインで金賞受賞。
2021年にはアメリカの権威あるプログラム’UC Davis Winemaking Certificate Program’を修了する。
2023年に醸造設備をシェアできるHokkaido SPACE Wineryを長沼町に立ち上げ、自身のブランド【MARO Wines】を手掛ける。



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